スーパーで購入したり、親せきから貰ったりするお米は、大抵パッケージか紙袋に入っていますよね。
密封性の高い保存容器や袋へ移し替えないと、お米はたちまちカビと虫の餌食に。
お米を虫から守りたいけど、適した容器がないなぁ
米びつを持っていない、どんな保存容器を買ったらいいか迷っているあなた。
お家にあるジップロックでも、安全で新鮮な状態のままお米を保存することができ、虫の心配もいりません。
お米をジップロックで保存する場合、4つのポイントを押さえて保存していきましょう。
- 破れたジップロックを使用しない
- 空気をしっかりと抜いて密封する
- 高温多湿の場所に置かない
- 定期的に中身を点検する
ただし、親せきや親から直接お米を頂く場合、元々虫が混入している可能性大。
ジップロックで手軽にお米を保存して、虫への心配ともおさらばです!!
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お米のジップロック保存は虫防止に効果的!
お野菜、汁物、冷凍保存用と、どんなことにも活用できるジップロック。
保存容器に困りがちなお米ですが、実はジップロックによる保存はお米屋さんも推奨するくらい効果的なんです!!
ジップロックなら、100均やホームセンターでも手軽に購入することができますし、スペースにも困りません。
ジップロックは密閉性が高く、虫が侵入しにくい環境を作ることができるため、ジップロックを使用することが推奨されています。
ですが闇雲にお米をジップロックへINするのはナンセンス。
保管場所、保存の仕方も重要です!!
ポイントや保存する場所もしっかりと押さえていきましょう。
お米保存のジップロックは使い回しでもOK
使いまわせばゴミの量は減らせるし、購入する枚数も減るじゃん
ちょこっとだけ使ったジップロックを、お米の保存用として使い回しても問題はありません。
ただし、ジップロックを使いまわす場合は、使用する前にジップロックが破れていないか、汚れていないか確認することが大切です。
破れや汚れがある場合は、新しいジップロックを使ってくださいね。
また、ジップロックを使いまわすときは、きれいに洗浄し、完全に乾燥させてから再利用することが重要です。
- 洗浄する際は、中性洗剤を使用し、しっかりとすすぎを行う
- 乾燥させる際は、直射日光を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させる
ジップロックは清潔に保ち、適切に使用することで、繰り返し使用することができるので凄いですよね。
使用回数が増えるにつれ、ジップロックの密閉性が低下することだけ注意していきましょう。
定期的にジップロックの状態を確認し、必要に応じて新しいものに交換することが大切です。
ジップロックの丁度いいサイズを紹介
近年はジップロックの類似品として、100均やホームセンター自社製品でも色々なサイズや製品を見かけるようになりました。
お米をジップロックで保存するときは、少量ならイージージッパーというスライダー付きがお勧めです。
個人的に「マチ付」が凄く使いやすくて好きなんですが、なんと2024年6月時点で「終売予定」となっていましたー!!
参考 旭化成ホームプロダクツ
お米を保管する上で適切なサイズと量を一覧にしてみたので、参考にしてみてください。
下記M/Lサイズはイージージッパーの場合です。フリーザーはサイズが若干小さくなるので注意
ジップロック サイズ | 1枚分 適量 | 応用編 |
---|---|---|
お手軽バッグS | 2合 | 4枚で約1kg分 |
イージージッパー Mサイズ | 3合 | 10枚で約4.5kg分 |
イージージッパー Lサイズ | 6合 | 5枚で約4.75kg分 |
ストレージバッグ | 10合 | 1枚で1.5kg |
ちなみに、ジップロックには「コンテナー」タイプもあるので、なんなら炊けたあと冷凍保存にも使いまわしできるのでは!!
なんて考えから、適量が保存できるか検討してみました。
残念ながら「コンテナー」は最小が130mlで、1合約180mlあるお米の保存には各サイズ、丁度いいものがありませんでした。
スクリュータイプ、コンテナータイプは空気を抜けない、丁度良いサイズがないのでお米保存には不向きです
1合、2合、3合のジップロック適切サイズ
お米をジップロックで保存する際は、適切なサイズのジップロックを選ぶことで、より保存しやすくなりますね。
お手軽バッグSサイズは1合ずつ、2合ずつと1度の炊飯量に合わせて一袋ずつ保管できますし、一度の購入で40枚or100枚入手できます。
袋の枚数が増えるので、100均の収納ケースに立てて保存するのがお勧め。
炊飯量毎の小分け保存は最初が手間ですが、万が一虫トラブルが起きても、トラブルが起きたお米だけの廃棄で済みます。
1kg、2kg、5kgのジップロック適切サイズ
1kgならお手軽バッグSサイズ4枚、2kgならイージージッパーMサイズ5枚、5kgならLサイズ5枚で対応可能です。
1kgだったら、大容量のストレージバッグに全てINして管理もできますが、小分けにしない分リスクは分散できません。
5kg以上のお米がないと回らない家庭は、ジップロックではなく米びつや他の保存容器を検討しましょう。
お米のジップロック保存で守るべきポイント4つ
せっかくお米を保存するなら、いつでも美味しく頂きたいですよね。
間違った保存方法だと、たとえジップロックでも虫やカビの発生につながります!!
特に気を付けたいのが虫。
我が家は何度、お米につく虫に悩まされてきたことか。
【農家から譲り受けるお米】は元々虫の卵が混入している可能性大なので、どんな保存方法をとるにしても、必ずお米の天日干し推奨です!!
そしてジップロックをお米の保存として使う場合押さえたいポイントは以下の4つです。
- 破れたジップロックを使用しない
- 空気をしっかりと抜いて密封する
- 高温多湿の場所に置かない
- 定期的に中身を点検する
ジップロックが破れていないか確認
お米をジップロックで保存する際は、いくつかのポイントを守ることが大切です。
まず、お米を入れる前に、ジップロックが破れていないか確認してください。
破れているジップロックを使用すると、虫が侵入する可能性大!!
また、破れた箇所から地味にお米が飛び出します。
小さな米粒が冷蔵庫や保管場所にバラバラ落ちていたらストレスですよね(笑)
新品のジップロックなら大丈夫だとは思いますが、まずは穴が無いかチェックしていきましょう。
お米が入ったジップロックは空気をしっかり抜く
次に、お米を入れた後は、空気を抜いてからしっかりと封をすることが重要です。
せっかく購入したお米、毎日食べるお米。
絶対美味しく食べたいですよね。
虫が湧いたお米、正直言ってまずいですし、健康的な面を考えても良くないです。
野菜なんかは「虫がつくのは美味しい証拠、安全な証拠」なんて言いますけど、お米に限っては違うと断言できます(笑)
お米は高温多湿に弱い
保管場所として一番注意したいのが、ジップロックを直射日光の当たる場所や高温多湿な場所に置かないようにすることです。
我が家は大家族なので、当然冷蔵庫に保管することができず、プラスチック米びつでお米を保存していました。
台所に米びつを置いておいたので、当然夏は高温多湿。
結果は言うまでもありません…。
ジップロックに保管したお米は、湿気の少ない棚や、冷蔵庫で保管してくださいね。
ジップロックの中身は定期点検をする
ジップロックに入れたお米は、定期的に点検することが大切です。
虫の発生や、お米の品質の低下がないか確認し、必要に応じて新しいジップロックに交換しましょう。
以上のポイントを守ることで、ジップロックでもお米を美味しく安全に保存することができるので、やってみてくださいね。
お米をジップロックで保存する場所
米びつ、密封保存容器、ジップロック、どんな手段でお米を保存しようとも、一番大切なのは「保管場所」といっても過言ではありません。
お米をジップロックで保存する場合、一番気になる3箇所をピックアップしました。
ジップロックでお米を長期保存するなら冷蔵庫、短期なら冷蔵庫の野菜室、冷蔵庫に入らない場合は日の当たらない場所です。
◎冷蔵庫
〇冷蔵庫野菜室
△低温低湿で日光が当たらない場所
【◎冷蔵庫】お米保存に最も適した場所
お米をジップロックで保存する場所として、冷蔵庫が最も適しています。
また、冷蔵庫は虫の発生を抑制する効果もあるんです。
ただし、冷蔵庫に保存する場合は、ジップロックから空気を抜いて、しっかりと封をすることが大切。
お野菜もそうですが、湿気という名の水分がついてしまうと、たとえジップロックといえどお米を守ることはできません。
空気をしっかり抜いて冷蔵庫保存することで、虫予防にも効果的ですよ。
【〇野菜室】長期保存には向いていない
冷蔵庫の野菜室は、お米をジップロックで保存するのに適した場所の一つです。
野菜室は、他の冷蔵庫内と比べて湿度が高いため、お米の乾燥を防ぐことができるんです。
お米を保存する場所として挙げられる野菜室ですが、温度が低いため長期保存には適していません。
【△常温保存】短期&日光なし&涼しい場所で!!
冷蔵庫の中に置き場所がない!!
そんなときはジップロックに入れたお米を、常温保存することも可能です。
ジップロックに入ったお米を常温保存する場合は、直射日光の当たらない涼しい場所を選ぶことが大切です。
また、高温多湿な場所は絶対に避けましょう!!
我が家のお米のように、虫さんが大量発生する残念な結果となります…。
常温保存する場合は、定期的にお米の状態を確認し、虫の発生がないか点検することが重要です。
常温保存は、短期間の保存に徹し、すぐに食べきれる少量でローテーションしていきましょう。
米保存ジップロックのメリットとデメリット
世の中に「米びつ」という名の専用保存容器があるにも関わらず、本当にジップロックでいいのか?
ジップロックをお米の保存袋として使うにあたって、メリットやデメリットもきちんと知っておきたいところですね。
ジップロックは密封性が高く軽量で中身も確認しやすい反面、長期保存には向いておらず、何度も使うことで劣化してしまうのがデメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
虫発生を防げる 軽量で持ち運びが簡単 中身を確認しやすい | 元々長期保存に適していない 繰り返し使用で密封性低下 プラスチック製で環境保全的に✕ |
「脱プラスチック製品」が叫ばれる世の中なので、使用頻度と生活スタイルも考えながら取り入れていきたいですね。
【メリット】軽量で密封性が高い
お米をジップロックで保存するメリットは、まずなんと言っても虫の発生を防ぐことができる点です。
また、ジップロックは軽量で持ち運びが簡単なため、アウトドアや旅行の際にも便利です。
ちょっとおひとり様キャンプ、なんていうときにもサッとお米を準備できるのはいいですよね。
さらにジップロックは透明なので、中身を確認しやすく、お米の残量や品質を簡単にチェックすることができます。
我が家は以前、非透明性の米びつだったため、計量しようと思ったら「あれ?お米がない!!」なんていうことが頻繁していました。
炊飯器にセットしたいのにお米が無くなって初めて気付く。
地味にへこむ瞬間です(笑)
【デメリット】長期保存には向かないプラスチック製品
お米をジップロックで保存するデメリットとして一番マイナスなのが、長期保存には適していない点です。
「密封性が高い」とは言っても、ジップロックは完全な密閉ではありません。
また、使用頻度にもよりますが、ジップロックは繰り返し使用すると、密閉性がだんだん低下してきてしまいます。
さらに、ジップロックは環境に優しくない素材であるプラスチック製品。
環境への影響を考慮すると、半永久的に使える保存容器よりもゴミの量が増えてしまうのがデメリットです。
まとめ
- ジップロックは密閉性が高く、虫が侵入しにくい環境を作るためお米の保存に最適
- 破れていないジップロックを使い、高温多湿な場所は避け、空気をしっかり抜いて保管する
- ジップロックに入れたお米は定期的に中身をチェック
- ジップロックは密封性が高く軽量で中身も確認しやすい反面、長期保存には向いておらず、何度も使うことで劣化してしまう
- 1kgならお手軽バッグSサイズ4枚、2kgならイージージッパーMサイズ5枚、5kgならLサイズ5枚で対応可能
お米は欠かせない食材ですが、同時に保管場所や保管用品が悩みがち。
手軽に入手できるジップロックで、空気をしっかり抜いてお米を美味しく保存していきましょう。
ジップロックはプラスチックの袋なので、冷蔵庫の隙間にもシュッと収まってくれる強い味方です。
短期間で使いきれない、いまいちジップロックがピンと来なかった方は米びつや他の保存容器を検討してみてくださいね。
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